行儀よく真面目なんて出来やしなかった。ココペリゲームズのサナダです。
夜の校舎窓ガラス壊してまわったりはしてないです。
ゲームマーケット2018春!
ココペリゲームズからは新作を出します!
タイトルは「覇権-HAKEN-」
シンプルなゲーム紹介は後にゲームマーケットのブログで書きますが
ここではゲーム紹介に加えて少し作者の思いを書いておきます!
(カタログ適当に入稿してって言ったらあのザマだったので宣伝が足りていないのです)
“待”ってたぜェ!この”瞬間(トキ)”をよォ!!
ゲーム概要
「覇権-HAKEN-」はキャット&チョコレートのように、発生した問題に対して手持ちのカードに書かれた言葉を使って問題の解決を図るゲームです。
キャット&チョコレートのように必要なのは人生経験と発想力。
ただ、キャット&チョコレートと違う点は
プレイヤーは街一番を目指す不良チームのリーダーである、ということ。
街で起こる様々な問題を「漢らしく」解決することで周りからの評価を集め、街一番の不良チームを目指します。
ゲームは3ラウンド制になり、プレイヤー達は誰が一番問題解決に相応しい仲間を派遣できるかを競い合います。
エモノカードという様々な特徴が書かれたカードを3枚使い、仲間を紹介し、誰の仲間が一番問題を解決できたかを投票で決めます。
最初に与えられる手札は10枚となり、キャット&チョコレートと違い、どの手札を残しどの手札を使うかを選択できます。
そして、「問題が解決できた」=「評価される」ではありません。
例えば、
ケンカに勝つために「”入れ墨”で周りをビビらせ、”拳銃”を持ち出し、”親が警察”だから事件を揉み消す」
これはとても
シャバい
問題の解決方法は常に「漢らしさ」が問われます。
弱い者いじめ、権力のひけらかし、相応しくない場での武器の使用・・・
漢らしくない者が率いるチームには誰もついていきません。
「問題は解決する」「シャバ憎にはならない」両方やらなきゃいけないってのがリーダーのつらいところだな。
覚悟はいいか?オレはできてる。
コンポーネントは画像の通り
プレイヤー達が解決すべき問題となるトラブルカード28枚と、プレイヤーの仲間を表現するために使うエモノカード80枚を収録。
また、それぞれが所属するチーム名を決めるためシートとダイスも付属しています。
どういう人にオススメ?
まず、このゲームの製作にあたりたくさんのヤンキー漫画を参考にしました。
「クローズ」「WORST」「カメレオン」「特攻の拓」「ドロップ」「クローバー」etc…
トラブルカードやエモノカードにはヤンキー漫画のあるあるを詰め込むことができたと思っています。
気づける人にしか気づけないことも少し書いたつもりです。
ヤンキー文化。
それはまだ僕が生まれる前の時代。
男たちはリーゼントにボンタン、鉄板入りの学生かばんを持ち、ゲーセンやサ店をうろついていた時代です。多分。
喧嘩上等、でも弱者をいじめたりはしない。大人と不確かな未来への確かな反抗がそこにあったのです。多分。
なので、まずはその時代に生きていた人たちに是非このゲームをプレイしてほしいと思っています。
他には「ちょっと変なキャット&チョコレート」が欲しい人、大喜利系のゲームが好きな人には合うと思います。
キャット&チョコレートでは手札に制限があり、持てるカードは3枚までと決まっていますが
覇権では最初に10枚の手札を引き3枚ずつ使うため、使用する順番を考えて選択することができます。
万能そうなカードは後に残したりといった選択ができるようになっています。
エモノカードはバランスよく、面白く作りました。
普段使うとシャバいと思われがちな”拳銃”も、ある問題ではちゃんと役にたったり・・・
一つの問題に対して全員が一人ずつ仲間を紹介するので、全員の思考の差というのもよく知ることができると思います。
と、そんな感じのゲームです。
仲間たちと気軽にワイワイやるにはピッタリのゲームです。
この紹介を見て、少しでも気になった方!
是非ゲームマーケット2018春にKokopelli GamezブースH05へあそびにきてください!
当日は試遊もやってます!購入者には特別なプレゼントも・・・
予約も開始していますので、是非ご利用ください!
大阪でも大好評だったカードスタンドや大阪の新作キミガダガッキも用意しています!
お楽しみに!
https://goo.gl/forms/3uaBJOiciGwXtGsx1
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覇権-HAKEN-開発裏話
「覇権」っていうタイトルは「派遣」とのダブルミーニングです。
仲間を派遣して、街の覇権を掴む。はい。
そして今回紹介したいのはこのエモノカード。
このカード本来は
「カブトムシ愛好家」
というカードでした。
これはサークルのメンバーが「哀川翔ってカブトムシ好きやん?」って言い始めて作ったカードなのですが
時間が経つに連れ「カブトムシ愛好家ってどういうメリットがあるんだ・・・?」とメンバーの心に影が差し始めました。
「ならもっとヤバさを強調するカードはどうだろう?」ということで
「主食がカブトムシ」というカードが生まれました。
ヤバさを主張して喧嘩の前に敵前逃亡させたり、カブトムシを投げたり、好きに使ってください。
それでは。サナダでした。