新人ボードゲームデザイナーが読みたい!Board Game Design Advent Calendar

こんにちは、Kokopelli Gamez のサナダです。

前回の記事が予想以上に拡散され、ただ驚いています。
あくまでネット上の噂レベルの話なので、過信しないようお願いいたします。

そして、ゲームマーケット当選いたしました。
(まぁ全員当選ですが)
Kokopelli Gamezは12月2日の土曜日のみ参加させていただきます。
ぜひ遊びに来てください!

さて、そんなこんなでゲームマーケットが近づいています。
今年からゲームマーケットが2日開催になりましたが、
それはつまり、それだけ新しいゲームデザイナーが生まれるということ。
毎回毎回楽しみです。

本サークルも次のゲムマでデビューを予定している新米ゲームデザイナーなわけですが、
いざゲームを作ろうとなっても、わからないことだらけ。
・理想のゲームバランスは?
・求めるべき体験は?
・コンポーネントのデザインってどうすればいい?
・発注の制限と理想のコンポーネントはどっちをとれば?
・・・・・

ボードゲーム作成にあたってわからないことが多すぎる!

そんな時にこちらを見つけました。

Board Game Design Advent Calendar 2016


・Board Game Design Advent Calendar って?

12月1日からクリスマスにかけて連続で複数の作者がブログ記事を書く企画のことをアドベントカレンダーと言いますが、それのボードゲームデザイン版です。
企画者は「ヴォーパルス」や「ダンジョンオブマンダム」のI was gameさん(http://iwasgame.tumblr.com/)
参加者には「海底探検」などのオインクゲームズさんや、「たのめナイン」などのするめデイズさんなど。
超超超すごい先人達がが記事を書いてくれています。
全ての記事が素晴らしいボードゲームへ繋がるバイブルなのですが、
今回このBoard Game Design Advent Calendar 2016 より新米ゲームデザイナーに是非読んで欲しい記事をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
(自分が読んで参考になったもの、という意味合いが強めです)


オインクゲームズのコンポーネントデザイン
/オインクゲームズ様
http://studio.oinkgms.com/post/153628362942

「海底探検」や「小早川」など、数々の名作をリリースしてきたオインクゲームズ様の記事です。
今回はコンポーネントデザインについて記事を書いてくれています。

自分はオインクゲームズ作品は今のボードゲーム界で一つの王道であり、
オインクゲームズが存在する限り、こういったデザインで勝てるサークルは出てこないのでは?と思っています。

そして、記事を読んで、さらに手が届かない存在だと思いました。

あらゆるコンポーネントにルールのヒントが仕込まれ、
誰がプレイしてもコンポーネントに不自由を感じないようユニバーサルデザインを徹底する。
とてもじゃないけど、簡単にできることではないです。

作成するゲームにより狙うターゲットがあるとは思いますが、
デザインにユーザー体験を落とし込むことはどんなゲームでも大切だなと思いました


「ルールの量」と「面白さ」の関係について
/するめデイズさん
http://ajinoaru.everyday.jp/?p=1059

ゲームのプレイにあたり、ルールの量と体感する面白さをグラフにし分析しています。

これは自分にはまったくない概念でした。
読めば読むほど「たしかに」と思える内容。

自分の目指すゲームがグラフのどの位置に属するのか。
作成したゲームがどの位置に居るのか。自己評価に役立つ考え方でした。


ボードゲームデザイン|「シンプルで奥深い」を疑え
/ゆるあ~と様
http://yutaka-88.hatenablog.com/entry/2016/12/07/012347

初心者が狙いがちな「シンプルで奥深い」についての記事。
「シンプル」と「奥深い」が共存するゲームの作成レベルの高さを提示し、
奥深いゲームの条件、奥深いゲームをただ複雑なゲームにしない考え方を書いてくれています。

こちらもとても参考になりました。
特に「見通しのよさ」。
デザイナーはプレイヤーが長期的な戦略を立てるヒントを与える機会を作らなければ、プレイヤーは意味のある行動がとれず、時間を浪費していくだけ。

今自分が作成しているゲームでもこの問題は解決できていないように感じました。
むずかしい・・・


カードの情報の載せ方の考え方について
/タンサン株式会社様
http://tansan.hatenablog.jp/entry/2016/12/20/191725

これはかなり実用的な記事でした。
数値や文字だけでも配置や表現でゲームに与える印象が変わるという話。
多くの人間の無意識を研究されていると思いました。

自分が作りたいゲームの雰囲気はどんなものなのか。
それにあった情報の提示方法はどうすればいいのか。
改めて考えさせられました。

高度ですが、マスターすれば面白いゲームへ一歩近づけると思います。


ゲームデザイナーとしての最初の5年で学んだ10のこと
/I was game様
http://iwasgame.tumblr.com/post/154590426346/ゲームデザイナーとしての最初の5年で学んだ10のこと

とにかく1回読んで!

ここに書いてあること全部ためになりました。

そして一番自分が共感できたのが
>>もし本当に作りたいと思っているのであれば、いつだって作り始めることができますし、既に作り始めているはずだからです。
という部分。

創作活動はほとんどそうですね。
その先に仲間がいるのか、仲間が居てそこにたどり着けるのかはわかりませんが。

ゲームを作ろう。


ボドゲーマーは算数も記憶もしたくない、あるいは消耗品としてのボドゲ
/Owl様
http://14owl.hateblo.jp/entry/2016/12/20/011645

ゲーマーがゲームをするにあたり、楽しくないと思う行為。
その行為をデザインでどれだけ減らせるか。という話。

あくまで、ゲームから算数と記憶は取り払っちゃえという意味ではない。
複雑な得点システムやゲームステップの管理はユーザにとってプラスにならないという話。

最後のゲームの耐用プレイ数というのも、耳が痛いですがその通りかな・・・
もっと一つのゲームを遊んであげなきゃな・・・


こだわりが見えるゲーム・コンポーネント
/ちゃぶだいげえむず様
http://blog.livedoor.jp/chabudaigames/archives/13613909.html

珍しいゲームのコンポーネントを紹介してくれています。

カードゲームの制作は低コストで低リスクです。
だからこそ、いろんな人が制作して市場に溢れます。

これから先こういったコンポーネントがブレイクスルーを生み出す可能性が高いと思いました。


ルールブックを見やすくする方法
/中村玩具製作所様
http://maco.cha.to/advent2016.html

これもかなり実用的な記事でした。
ルールブックを作成する方は是非一度読むことをお勧めします。

というかこの人ガッシュベルのカードゲーム作った人なんですね・・・
小学生のころやってました・・・


同人ゲームを製作してゲームマーケットに出展するに当たって必要なこと【その1】
/桜遊庵様
http://ouyuuan.cloud-line.com/blog/2016/12/29313/

実際にゲームマーケットに出展するまでにしなきゃいけないことのまとめ。
当日に何をすればいいのか、何を持っていけばいいのかも書いていただいています。
宣伝の方法も書いてあります。

参考にさせていただきます。


Take it easy!!
/Team GO様
http://boardgameteamgo.seesaa.net/article/444531859.html?1480661402

その通りですね!

ここで記事を書いているのはみんなゲームを作ってるクリエイターだから
みんなこだわりがあるんですよ。

でも、誰の言ってることが正しくて、誰の言ってることが間違いか。
そんなことは誰にもわからないんですね。

5年かけてアホほど拘って作っても面白くないものは面白くないし
逆に10分でチラシの裏で作ったゲームが面白いこともある。

とにかく作らなきゃなんにもわかんないですね。ハハハ!
作りましょう!


・まとめ

というわけで、Board Game Design Advent Calendar 2016 から面白かった記事を選んで紹介いたしました。
他にもためになる記事がいくつもあるので、読んでみてください。
Board Game Design Advent Calendar 2016

2015,2014もあるので、そちらも併せてどうぞ。
Board Game Design Advent Calendar 2014
Board Game Design Advent Calendar 2015

まだ、2014,2015の記事は全て読めていませんが、やっぱり先人達の記録は役に立ちます。
I was game様の記事内にもありましたが、先達から学ぶことは大事ですね。

先人たちの過ちを繰り返さないよう、ボードゲーム文化を次の時代へ運んでいきましょう。

結構具体的なゲーム名を出して記事を書いている方が多かったのですが、自分はそのゲームをプレイしたことがない…ってなもんで。
100%理解に至れていない記事があって残念でした。
いずれわかるときがくるのかな。


新人ボードゲームデザイナーが読みたい!Board Game Design Advent Calendar” への2件のフィードバック

  1. ゲームは運の要素とスキルや経験などの実力がバランスがうまいのが
    面白いと思う
    実力だけだと将棋や囲碁みたいになって素人が全く勝てなくなるし
    運だけだと戦略がなく奥深さもない

    あとゲーム事態はシンプルでも社会性を持たせる奥深くなると思う
    例えば街づくりや経済などの金銭ゲーム、
    政治や戦争や喧嘩などの権力闘争
    犯罪やイタズラなど普段できない行い

    1. たしかにその通りですね!
      でも社会性という発想はありませんでした。
      みんなが嘘をつくボードゲームが好きなのは「普段できないことだから」と思っていました。

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